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2023年12月5日、「医療的ケア児家族へのてんかん講演と交流の会」が公益財団法人テルモ生命科学振興財団さまによる「2023年度医療貢献活動助成」の助成先として採択されました。（https://www.terumozaidan.or.jp/support_past/pdf/y2023.pdf?2312）

医療的ケアがある人の多くに、てんかんが合併症状として見られます。てんかんは、専門的治療で70〜80%の患者さんに効果が期待できる一方、20〜30%の患者さんではてんかん発作を完全には抑制できず、てんかんと共にある暮らしでの工夫が大切となってきます。 「医療的ケア児家族へのてんかん講演と交流の会」は、医療的ケア児の家族が医療的ケア児と家族が安心して日常生活をおこなえるために「てんかん」の対応にプラスになるような情報を提供するとともに、専門家に普段抱えている疑問点などを質問できる機会としています。

本取り組みは 2022年2月より開始し、現在まで 11都府県で開催してきています。私たちはこの活動を全国47都道府県での開催を目指しています。

このたび、テルモ生命科学振興財団さまから助成をいただけることとなったことで、この活動をより推進していくことが可能になりました。てんかん領域における情報提供は医療の均てん化問題に対する取り組みにもつながり、この活動を評価していただいたものであると大変感謝をしております。

今後とも医療的ケア児家族へのてんかん講演と交流の会を応援いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。